闘病中!心のアップダウンと向き合うために始めた新習慣

乳がん

初めての抗がん剤投与を開始し、副作用のために処方された薬なども使いながらの生活。
髪の毛は全て剃ったので大量の抜け毛に煩わされることはもうないものの、やっぱり微熱や細々とした不調に、気持ちがダウンする日も多かったです。

治療開始から半年くらいは、更年期の「ホットフラッシュ」の症状にめちゃくちゃ戸惑っていました!

毎朝5時くらいに寝汗で目覚めてうんざりした気分で着替え、うまく寝付けないのでそのまま仕事を開始、バタバタしていたらあっという間に昼になり夜になり、家事をしたらもう寝る時間・・・これをひたすら繰り返す日々。

完全リモートワークであることに体力的には助かった反面、長時間一人で家で座りっぱなし、夫は外で働いていたので会議以外は基本チャットで会話をする程度だったので、気付くと鬱々としていることも多かったです。
また夫は元々あまり家事は得意でなく手をつけないタイプでしたが、抗がん剤後も私が思ったより元気にしている事から、以前と変わらず家事をしないことにイライラすることもありました。

全然気分転換にならないドラマや映画・・・心を守るために始めたこと

疲れ果てて1日の終わりにベッドに横になった時に、ふと頭をよぎるのが死の恐怖
「今までの思い出も何もかもが消えて無くなるって、どんな感じなんだろう」など、考え始めると止まらなくなります。もちろん寝付けないのでNETFLIXで映画やドラマを見始めるも、大体の映画やドラマで体感7割くらい「がん(っぽい)患者」「がんによる死亡描写」が出てきて、全然気分転換にならず。。

がんはそれほど“ありふれた病気”ということなのかもしれませんが、その当時に見た「深夜食堂」「ブレイキングバッド」「ノマドランド」などで立て続けにがん(や白血病)に関する描写やキャラクターが出てきて「もう勘弁してくれ」となりました・・・。(完全に避けようとすると、もうファンタジーくらいしか見れなそうですね 笑)
映画やドラマは油断すると今は一番見たくないがん描写が出てくるし、本を読むにしてもあまり集中できず、どうしたものかな・・・と思った時に、ふと目についたのが「瞑想(マインドフルネス)」の文字。

似ているものとして「ヨガ」は割と昔からあるもの、瞑想は比較的ここ数年の新し目の流行りに見えませんか? 私はそう思っていたのですが、実はヨガは元々瞑想をしやすくするためのポーズを取るもので、瞑想の方がヨガよりずっと歴史が長いと聞いたことがあり、その話をふと思い出しました。

厚生労働省の公開しているページによると、瞑想がもたらす効果というものは測るのが難しいこともあり、やや過大評価となっている可能性もあるものの、「ストレス・不安・抑うつ」については効果がありそうということ。

この解析には12,000例以上の参加者が含まれ、研究者らは不安症やうつ病の治療において、マインドフルネスに基づくアプローチは全く治療を行わないよりも優れており、エビデンスに基づく治療と同様に有用であることを明らかにしました。

厚生労働省 『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』

始めたところで大して失うものもなく、さらに不眠気味でもあったので「とりあえず試してみよう」と軽い気持ちで初めてみようと思いました。

効果を体感!瞑想でネガティブ思考のループを抜け出す

いざマインドフルネス! と思ったは良いものの、実際どう始めたら良いのかが分からず、当時はやっていた「Meditopia(メディトピア)」のアプリを落としてみることにしました。

Meditopiaは瞑想の初心者〜玄人(?)向けまで、「困難を乗り越える」「不安な気持ち」「ありのままを受け入れる」「自己肯定感」など色々なコースや、瞑想に関するコラム、リラックスできる音楽や朗読モード、インスピレーションを与えてくれる言葉など、多様なコンテンツが用意されています。

(全然Z世代でなくても効きます 笑)

音声ガイドに沿って呼吸を繰り返しているのもとても気持ち良いのですが、私が特に気に入ったのが合間合間に入るナレーション。優しい女の人の声がそっと示唆に富む考え方を教えてくれることで、恐怖や不安で狭まった視野をスッと広げてくれ、瞑想を始める前と後で気持ちが格段に落ち着いているのが分かりました。

気が散ってもOK!「気が散っているなあ」と気付くことが大切だそうです

始める前は何となく「瞑想って坐禅して、静かな所で、完全に集中してゾーン(?)に入らないと意味がないものなのかな」と思っていましたが、意識が散るのはOKで、「あ、今違うことを考えていたな」と気付いて、気付いたらまた呼吸を戻して・・・という繰り返しが大切とのことでした。
元々心配性・ネガティブ気質の人だったり、特に闘病中の人は「抗がん剤効かなかったらどうしよう」「予後が悪かったらどうしよう」というような、今考えても仕方のないことを延々と考えてしまうネガティブ思考ループにはまって抜け出せない人も多いかと思います(私もそうでした)。

が、瞑想で「自分の思考に気づく練習」をしていると、この闘病中特有のネガティブループに入った時に、ふと「あ、今考えても仕方がないことをまた考えているな」と気付けるようになり、今自分がやるべきこと・楽しめることに意識を戻せるようになりました。

楽しいことは一人称視点で、辛いことは三人称視点で捉える能力を身につけることで、人生は格段に生きやすくなりますが、自分が辛い状況にある時、不幸は必要以上に際立って大きく見え、視野狭窄に陥ってしまうことはよくあります。瞑想の効果については諸説あるにせよ、私にとっては冷静な自分に引き戻してくれる効果を体感ました。

瞑想は闘病中だけでなく、職場での人間関係など、自分のコントロールが及ばない事にもがいている時にこそ、一度立ち止まって「今」に集中したい時に欠かせない行動になっています。(一番良いのは公園など自然の中でMeditopia!)

同病の人と話せる!オンラインでの「乳がんヨガ」にも参加

Meditopiaの他にも時折お世話になっていたのが「乳がんヨガ」。
大学病院が主催しているものもありますが、私が使っていたのはネット検索で出てきたオンライン参加可能な乳がんヨガでした。(1回1時間半くらいで2300円くらいのコースです)
乳がんヨガに助けられた点としては、「ヨガの後に同病の方と雑談できる」という所。私が参加した乳がんヨガには30代〜50代まで色々な年代の方が参加されていましたが、乳がんという同じ種類の病気の方と色々と情報交換をできたりするので、「自分一人ではないんだな」という実感を持てました。

私が受けていた乳がんヨガは、インストラクターさんご自身も再発を3回も体験して、余命宣告を受けた経験がありながらも、今は結婚して出産もされ、起業して元気にバリバリやられている方です。「乳がんでもこんなに元気な人」の情報に救われて、私も情報発信初めてみようかな?と思ったきっかけにもなりました

闘病って、どうしても「孤独な戦い」のように感じる瞬間が少なからずあると思います。
今はネットさえあれば人と繋がりやすい時代になりましたし、なんか一人で闘病している気持ちになってしんどい!という時は、時折こういうオンライン上の乳がんコミュニティの力に頼ってみるのも良いなと感じました。

今回は闘病にあたっての「メンタル面」や「人とのつながり」について触れましたが、病気の折に取り組んだことがありますーーそれは、「人生の整理」

次回は、「人生の整理」と称して私が取り組んだことをご紹介しようと思います。
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